乗鞍高原温泉から高山市内サイクリングレポート
実はこのツアー2泊3日で3日間サイクリングを予定していたのですが、
雨の影響で一日目は5キロのみ、二日目は全く走れず観光DAYとなっていました。
というわけで企画タイトルの塩の道街道は走っておりません(;'∀')
最終日はなんとか天候が回復し、予定コースを走ることができました!←ほんとよかっった!
観光も皆さん楽しんでおられたようですが、やはりサイクリングツアーを楽しんでもらわなければ 🙄
それでは現地で走った50代女性スタッフのレポートをお届けします!
電動アシストに乗ったレビューですので、これから乗る方のご参考にもなれば!!
乗鞍高原温泉からスタート
電動アシスト自転車でチャレンジ🚴
前日、前々日の天気の悪さから一転、早朝、山から眩しいくらいのお日様が顔を出した。天気予報どうり、今日は、晴れるよう。良かった。
サイクリングツアーのお客さん達は、朝早くから、宿泊している山小屋風の宿にある白濁した野天風呂を楽しんだり、カメラを持って、外へと出かけ、素敵な一枚を撮りに行かれたり、散策したり、皆さん、それぞれ楽しんでいただいてる様子。
山菜たっぷりの健康的な朝食を食べ、早々に用意を済ませて、午前8時、宿の前の上り坂を自転車で出発!
二手に分かれて三本滝へ
出発はしたのですが、それは健脚の方のみ。
私を含め、体力温存型の方々は、予定通り三本滝のバス停まで、同行しているマイクロバスにて向かう。
グネグネと曲がりながら続く上り坂に、改めてバスに乗っていて良かったなどと思う。途中、何人かのお客さんの自転車を、手を振りながら、追い越し、今回も先導してくれている愛されキャラのK君の姿を見つけ、バスの運転をしている主人が、笑いながら、煽るようにピッタリと自転車の後ろにつく。体育会系のおふざけである。K君もそれに気づき、笑いながらも追いつかれない様に、慌ててペダルを頑張って漕ぎ出し、それを見て、思わずバス内のお客さんも笑い声を上げ。そうこうしている間に、三本滝の駐車場へ到着。
右手にスキー場のリフトと、閉まっているレストハウス、左手には、グイッと山の斜面が見える。遥か上の方にバスが走行しているのが見え、ここを本当に登る事が出来るのか?少々不安になりながらも、私は電動アシスト付きの自転車の実力がかなりあるのを知っている。本当に、上り坂では、すごい威力を発揮してくれる。
20代前半をバブルの時期に過ごしたからなのか、元々の性格なのか、楽して楽しめるんなら、それもアリやん!なんて、思ってしまい、私よりも随分、年齢が上の方々がアシストの無い自転車で頑張っておられる姿を見て、感動したり、尊敬しつつも、ついつい楽して楽しめるアシスト自転車に乗ってしまうのである。
健脚組が次々と、三本滝の駐車場へ到着し、少しの休憩を取った後、体力温存組も走行準備をし、出発前に、山をバックに記念写真を撮る。
皆さん、無事に完走出来ます様に!
いよいよ全員でスタート!
さあ、いよいよ走行。皆それぞれ自分のペースで走り始めます。
私ももうすっかり乗り慣れたアシスト自転車の、左手の方にあるデジタルのautoの文字を確認しつつ、右手の方にあるギアを変えるバーをカチカチと調節しながら、上り坂を快走する。
途中、キツそうなお客様、数名を「ほんと、すみません😅」と、言いながら抜いて行き、途中、山から見える風景や花々の写真を撮りながら、順調に上って行く。日頃大して運動もしていない私が、こんな風に、余裕で走行出来るのもアシスト付きだからだと、ヒシヒシと思う。ありがとよ。
景色を楽しみつつ上へ進みます。
少ないものの未だ雪が残る山で見たもの
途中、二カ所ほどある山小屋前で、休憩を取りつつ、徐々に風景が変わって来た。今年の6月に下見に来た時は、バスに乗って、山上の方まで行った時には、残雪が残っていて驚いていたが、その辺り位からが、残雪があった場所だと思い出した。木々が、グッと低くなり、少し霧が出ていて、視界が悪い。半袖のTシャツに肩くらいまでのアームカバーをし、指先が出ている自転車用の手袋をして、下は、スポーツ用のスパッツに短パンという服装で、走行していて、アシスト付きで余裕があるとはいえ、頑張ってペダルを漕いでいるので、結構暑い。けれど、この辺りからは、かなり気温が下がって来ているらしく、暑くない。どちらかといえば、少し涼しい。
視界が少し悪い中、カーブを何度も曲がりながら上って行き、また見覚えのある風景に到着。6月に来た時の、バスの終着点の肩の小屋口である。その時は、モヤで視界がとても悪く、ほとんど周りの風景が見えない程だったが、左手にある斜面で、スノーボードやスキーをする人が沢山いるのと、あまりの寒さに驚いていた。今回は、快晴まではいかないものの、左手にある斜面のかなり上の方にまだ少し残雪があるのが見える。その少しの残雪で、スキー・スノーボードをしている人が数名。あんなところまで、登って行って、滑っているのかと思うと、その労力に感服です。
畳平って、、、
しばし休憩を取り、いよいよ畳平へ向かう。とはいえ、前もっての下調べをしてなかった私は、畳平とは何ぞや?と思いつつ、割と急な上り坂を、アシスト機能をautoではなく、Highに切り替えながら、何とか頑張ってペダルを漕いで行くと、何とも荒涼とした風景が現れた。ここが乗鞍岳で、にわかに登山客が沢山現れ出した。長野県と岐阜県の県境がある山頂らしく、珍しい写真が撮れるとの事で、私もたまたまそこで一緒になったお客さんと写真を撮りあう。
そこから、ほんのりモヤのかかった道を下って行くと、畳平に到着。バスの終着点でもあり、大きな駐車場に土産物屋や神社もある。しかし、涼しいを通り越して、寒い。大きなデジタル温度計が、13℃となってる。寒いはず。持っていた薄手のウィンドブレーカーを着て、落ち着いた。ひとしきり、土産物屋を見て、神社に旅行の安全を祈願して、同行してくれているマイクロバスと自転車を乗せる為のトラックが待つ場所まで、軽快に下る。
ダウンヒル参加者以外はゴール!
半分位のお客さんはもう到着していて、もうすでに11時半。お腹がぺこぺこである。いい具合に熟したバナナとパンを食べた後、そこからは、急な下り坂が続くらしく、体力温存組と健脚組のうちの数名は、安全の為、自転車を一旦、トラックに預け、バスでの移動。後から着いた方々も、水分と少しの食べ物を補給した後、ここからはスピードが出る下り坂。気をつけて!
下るのは、速い。自転車は颯爽と降りて行き、途中の所からは、バスで降りて来た人達も一緒に、高山市内に向けて、自転車で走り出す。
山の上と下では、あまりの温度差と、市内に入る車の多さに少々疲れながらも、無事に全員完走㊗️❗️
高山市の外れにある銭湯で、汗を流した後、お客様は高山駅から帰路へ。
慌ただしく終わったものの、別れ際の皆さんの笑顔を見て、今回も、怪我や事故無く、終わる事が出来、良かったとホッと一安心です。
ありがとうございました🙏